スタッフブログ
五十肩で腕が上がらない?篠崎の整骨院が教える「上がらない」と「上げると痛い」の違い
こんにちは!篠崎あさひろ鍼灸整骨院です♪
今回は「四十肩・五十肩」のお話です。洗濯物を干そうと腕を上げたときにズキッとして、そこから先へ腕が進まない。四十肩・五十肩は、こうした「当たり前にできていた動き」から静かに削られていくのが特徴です。
この記事では、五十肩でお悩みの方に向けて、「自力では上がらない」のか「上げると途中で痛む」のかを分けて考えること、そして回復の段階ごとにやるべきことが変わることをお伝えします。
このような痛みや症状でお悩みではありませんか?
「自転車のかごに買い物袋を積み下ろしするとき、荷物を持ち上げる高さで肩がズキンとして手が止まってしまう」
「ベランダで洗濯物を干していると、物干し竿の高さまで腕が届かず、反対の手を添えないと干せない」
「台所の高い棚から保存容器を取ろうと背伸びした瞬間、肩の前が引き裂かれるように痛んだ」
「夜中に寝返りを打つと肩がうずいて目が覚め、何度も寝る向きを変えている」
そんなお悩みを抱えていませんか?
四十肩・五十肩は「歳のせいだから、そのうち治る」と言われがちな症状です。しかし実際には、痛みの強い時期に無理に動かして悪化させる方も、痛みを恐れて動かさずに固まってしまう方も少なくありません。
この記事を読むと、ご自身の肩が今どの段階にいて、何をして何を控えるべきかを整理できるようになります。

四十肩・五十肩とは?
肩の中で何が起きているのか
四十肩・五十肩は、医療機関では肩関節周囲炎と呼ばれることが多い状態です。四十肩と五十肩は年代による呼び方の違いで、指している状態はほぼ同じと考えられています。
肩の関節は、球状の腕の骨の先端が浅い受け皿にはまった構造です。骨のはまりが浅いぶん大きく動かせる代わりに、まわりを包む関節包という袋や腱、靭帯、筋肉が総がかりで安定を支えています。
この関節包やそのまわりに炎症が起き、時間とともに袋が縮んで硬くなることで、痛みと動かしにくさが同時に出てくる。これが四十肩・五十肩のおおまかな流れだと考えられています。だからこそ、今は痛みと硬さのどちらが主役なのかを見きわめることが出発点になります。

当院にご相談いただく方の例
五十肩のご相談には共通する場面があります。以下は起こりやすいパターンをまとめた想定例で、特定の個人の記録ではありません。
- 50代の女性。パート中は肩を意識せず過ごせるのに、帰宅後に洗濯物を干すときだけ痛み、そこで初めて腕が上がっていないと気づいた。
- 40代の男性。デスクワーク中心で、朝は肩が固まって上着に腕を通しにくく、日中に動かすと楽になるが夕方また重くなる。
- 60代の女性。自転車のかごから荷物を下ろす動きだけができず、片手で持てる量しか買い物をしなくなった。
共通しているのは、痛む動作が「腕を体から離して上げる」「後ろへ回す」といった特定の方向に偏っている点です。逆に言えば、痛くない方向は意外と残っています。
「上がらない」と「上げると痛い」を分けて考える
五十肩の相談で当院が最初に確認するのが、この区別です。同じ「腕が上がらない」という訴えでも、中身は二つに分かれます。
一つは、自力では上がらないけれど、反対の手で支えれば痛みはあっても上がっていくタイプ。もう一つは、他人が持ち上げようとしても途中でカチッと止まり、それ以上は動かないタイプです。
前者は、痛みや筋肉の反射的な防御で自力の動きが止められている可能性。後者は、関節を包む袋そのものが縮んで物理的に動く範囲が狭くなっている可能性が考えられます。同じ「上がらない」でも、見立ても、その日にやるべきことも変わります。
ご自宅で確かめる手順は次の通りです。無理に押し込まず、痛みが強く出たらすぐにやめてください。
- 立ったまま、痛い側の腕をゆっくり真横に上げます。どの高さで止まるかを目印(腰・胸・肩・耳の高さ)で覚えます。
- 次にあお向けに寝ます。重力の向きが変わるので、肩まわりの力が抜けやすくなります。
- 反対の手で痛い側の手首を持ち、痛い側は力を抜いたまま頭のほうへ動かします。ここでも止まる位置を覚えます。
- 寝て手伝ったほうが明らかに高く上がるなら「上げると痛いタイプ」寄り。ほとんど変わらず同じ位置で止まるなら「上がらないタイプ」寄りです。
「上げると痛いタイプ」寄りなら、痛みを落ち着かせながら動かせる範囲を保つことが優先されます。「上がらないタイプ」寄りなら、硬くなった組織に時間をかけて動く範囲を取り戻します。順番を間違えると遠回りになりかねません。
| 確かめること | 上げると痛いタイプ寄り | 上がらないタイプ寄り |
|---|---|---|
| 手伝えば上がるか | 支えると明らかに高く上がる | 支えても同じ位置で止まる |
| 夜間の痛み | 寝返りで目が覚めることが多い | 夜の痛みは以前より落ち着いた |
| 動かした後 | 動かした夜にズキズキが増える | 動かすと少し軽くなる |
| 後ろへ手を回す | 痛みで途中までしか回せない | 痛みは弱いが背中に届かない |
間違えやすい別の症状との見分け方
肩の痛みは五十肩だけではありません。首から来る痛み、肩こりの延長、腱の傷みなど可能性は複数あります。目安として、首を反らしたり横に倒したりしたときに腕へ痛みやしびれが走る場合は、肩より首が関係していることがあります。自己判断は難しいため、当院では問診と検査で切り分けます。
四十肩・五十肩になる原因は?
五十肩は「これ一つが原因」とは言い切れず、いくつかの要素が重なって起こると考えられています。当院では大きく三つに分けて確認します。
① 肩関節を包む組織の炎症と硬さ
肩関節を包む関節包という袋に炎症が起きると、痛みが出るだけでなく、袋の内側同士がくっついたり、袋そのものが縮んだりしていくと考えられています。
この時期に特徴的なのが夜の痛みです。横になると肩が体の下に入り込み、じわじわとうずいて眠りが浅くなる。「昼より夜がつらい」と感じる方は、炎症の要素が大きい段階にいる可能性があります。
炎症が強い時期に力任せのマッサージやストレッチを重ねると、かえって刺激になることがあります。当院ではこの段階では肩を強く押さず、刺激を抑えた鍼で深い層にアプローチすることを検討します。

② 肩甲骨が動かず肩関節だけに負担が集中する
腕を真上まで上げる動きは、肩関節だけで完結していません。腕が上がるのに合わせて、背中側にある肩甲骨も一緒に上向きへ回っていきます。
ところが長時間のデスクワークや家事で前かがみの姿勢が続くと、肩甲骨は背中に貼りついたように動きが乏しくなります。すると肩甲骨が分担するはずだった動きまで肩関節が引き受け、同じ場所ばかりがこすれて負担が積み上がっていきます。
肩が痛いから肩甲骨を使わなくなり、肩甲骨が動かないから肩がさらに負担を負う。行き来のある関係です。当院は、肩が触りにくい時期でも肩甲骨まわりなら動かせる点に着目し、背中側から負担を分散させることを目指します。

③ 猫背と巻き肩で腕の通り道が狭くなる
背中が丸まり、肩が前へ入り込んだ姿勢では、肩の上にある骨の屋根と腕の骨との間のすき間が狭くなります。この狭い通り道を、腱がくぐり抜けるようにして腕は上がっていきます。
猫背と巻き肩が習慣になっていると、通り道が狭いまま毎日腕を使うことになります。買い物袋を持ち上げる、棚に手を伸ばす、洗濯物を干す。そのたびに腱がこすられ、傷みが蓄積すると考えられます。
試しに猫背のまま腕を真上に上げ、次に胸を開いて背すじを伸ばしてから上げてみてください。多くの方は後者のほうが楽に上がるはずです。だからこそ肩だけを施術しても戻ることがあり、当院では背骨や骨盤の並びから確認し、ボキボキ鳴らさないソフトな矯正で肩が動きやすい土台をつくることを目指します。

四十肩・五十肩を放置・悪化するとどうなるの?
「そのうち治る」と何もしないでいると、痛みが引いたころには肩が固まっていた、ということが起こり得ます。
肩の痛みが出る → 痛い動きを避ける → 使わない方向の組織が硬くなる → 動かせる範囲が狭くなる → 少し動かしただけで痛む → ますます動かさなくなる → 慢性化、という悪循環です。
やっかいなのは、この途中で痛みが少し楽になる時期があることです。治ったと思って動かす範囲を広げないまま数か月が過ぎ、気づいたら背中に手が回らなくなっていた。そうした経過でご相談にいらっしゃる方もいます。
身体への影響
まず、痛い側をかばうことで反対側の肩や首に負担が移ります。片方の腕だけで荷物を持つ生活が続けば、反対側にも症状が出てくることがあります。
また、肩をすくめた姿勢が癖になると首から肩の筋肉が休まらず、頭痛や首のこりを伴うことがあります。夜の眠りが浅い状態が続けば、回復そのものが遅れることも考えられます。
生活・仕事への影響
五十肩がつらいのは、痛みそのものより「できないことが増えていく」点にあります。
- 自転車のかごへの積み下ろしがつらく買い物の量を減らす。結果として買い物の回数が増え、かえって手間が増える。
- 洗濯物を高い竿に干せず、低い位置や室内干しに切り替える。乾きにくく、家事の段取りが変わってしまう。
- 高い棚のものが取れないので、よく使う道具を下の段に移す。そのぶんしゃがむ回数が増え、腰にも負担がかかる。
- シャツの袖に腕を通す、髪を結ぶ、背中を洗うといった身支度に時間がかかり、朝が慌ただしくなる。
こうした小さな不便が重なると外出が億劫になり、活動量が落ちていきます。動かないことは、肩にとってもよい方向には働きません。
こんなときはすぐに医療機関へ
次のような症状がある場合は、四十肩・五十肩とは別の病態が隠れている可能性があります。施術より医療機関での検査が優先されますので、すぐに受診してください。
- 転倒したあと、あるいは事故のあとから腕が上がらなくなった。
- 腕や手にしびれがある、力が入らず物を落としてしまう。
- 発熱を伴う、肩が赤く腫れて熱を持っている。
- 安静にしていても激しく痛み、体勢を変えても和らがない。
- 急に肩の形が変わった、肩の輪郭がへこんだように見える。
特に、転倒や重い物を持ち上げた直後から急に上がらなくなった場合には、腱板断裂など別の状態が関係していることもあると言われています。断定はできませんので、画像検査が受けられる医療機関で確認していただくのが安心です。
四十肩・五十肩の治療方法・セルフケアの方法は?
回復の段階ごとに「やること」は変わります
五十肩でいちばん多い誤解が、「どの時期も同じケアをすればよい」というものです。実際には、時期によってやるべきことは入れ替わります。
大きく分けると、痛みを抑える時期、動かす範囲を広げる時期、力を戻す時期の三つ。今どこにいるかが分かれば、次に何をするかは決まります。回復にかかる期間は人により差が大きくお約束できませんが、進む方向は共通です。
| 段階 | 今の状態の目安 | この時期にやること | 控えたいこと |
|---|---|---|---|
| 1.痛みを抑える時期 | 夜の痛みが強い。動かさなくてもうずく | 腕の重さを支える寝方の工夫。痛みの出ない範囲でのゆらし | 強いストレッチ、痛みを我慢して上げる練習 |
| 2.動かす範囲を広げる時期 | 夜の痛みは落ち着いたが硬い | 反対の手で助けながら範囲を広げる。肩甲骨を動かす | 痛みが翌日まで残るほどの回数・強さ |
| 3.力を戻す時期 | 上がるが、上げ続けると疲れる・不安定 | 軽い負荷で支える力を戻す。日常動作を元に戻していく | いきなり重い物を持つ、以前と同じ量の作業に戻す |
先ほどの見分けと合わせると、手伝えば上がるのに自力では上がらない方は1から2へ向かう途中、手伝っても止まる方は2に時間をかける必要がある方、と整理できます。
篠崎あさひろ鍼灸整骨院の施術
当院では、分析・施術・再発予防の3段階でお身体を見ていきます。
はじめに分析です。どの動きで、どの高さで、どこが痛むのかを確認し、他人が持ち上げたときにどこまで動くのかも合わせて調べます。同時に肩甲骨の動き、背骨や骨盤の並び、首の状態も確認し、肩だけの問題なのかを切り分けます。初回は検査と説明に時間をかけます。
次に施術です。当院には鍼灸師と柔道整復師が在籍しており、手技・鍼・矯正を組み合わせられます。痛みが強い時期は刺激を抑えた鍼と、肩から離れた場所の緊張をゆるめる手技を中心に。硬さが主役の時期は肩甲骨まわりの筋膜へのアプローチへ切り替えます。ボキボキ鳴らす矯正は行いません。
最後に再発予防です。段階に応じたセルフケアをその場でお伝えし、次回に効果を確認しながら内容を入れ替えていきます。
なお、四十肩・五十肩のように、はっきりしたケガのきっかけがなく少しずつ強くなってきた慢性的な症状は、原則として自費でのご案内となります。転倒や打撲など急なケガとして経緯を説明できる場合は健康保険の対象になり得ることもありますので、受付でご確認ください。自費の目安は筋肉調整10分1,500円、鍼1回4,000円〜です。

ここが他院との違い
当院が大切にしているのは、その日の肩がどの段階にいるかを毎回そろえてから施術を始めることです。前回は動かす日でも、今日は夜の痛みが強ければ抑える日に戻します。段階を無視して同じことを繰り返さない、という点です。
また、肩甲骨と背骨という「肩の土台」まで含めて見るのも特徴です。肩が触れないほど痛い日でも、背中側からできることは残っています。何もできない日をつくらないことが、遠回りを防ぐと考えています。
今日からできるセルフケア3つ
いずれも、痛みが強く出る手前で止めるのが基本です。翌日に痛みが残るようなら、回数や範囲を減らしてください。
1つめは、腕をぶら下げてゆらす運動です。テーブルに痛くない側の手をつき、体を軽く前に倒します。痛い側の腕は力を抜いて垂らし、体の揺れに任せて前後・左右・円を描くように各20回ゆらします。腕の力で振り回さないのがコツ。朝晩2回を目安に、痛みを抑える時期から始められます。
2つめは、寝たまま行う補助つきの挙上です。あお向けになり、両手を胸の前で組みます。痛くない側の腕が主役になって、痛い側の腕を頭のほうへゆっくり運びます。痛みが出る手前で5秒止め、ゆっくり戻します。これを5回、1日2回。動かす範囲を広げる時期に向いています。
3つめは、肩甲骨を寄せて下げる運動です。イスに浅く座り、両肩を耳に近づけるようにすくめて2秒、その位置から肩甲骨を背中の中央へ寄せながらストンと下ろして5秒キープ。これを10回、1日2〜3セット。肩そのものは動かさないので、痛みが強い時期でも行いやすい運動です。
加えて、夜の痛みが強い方はあお向けで痛い側のひじの下に薄いクッションを入れ、腕が後ろへ落ちないよう支えてみてください。朝までの痛みが和らぐことがあります。
まとめ
最後に、当てはまるものがないか確認してみてください。
- 洗濯物を干す、高い棚から物を取る、自転車のかごから荷物を下ろすなど、特定の動作だけができなくなってきた。
- 寝返りを打つと肩がうずいて目が覚める日がある。
- 反対の手で支えても、腕がある位置から先へ動かない。
一つでも当てはまるなら、明日からできることは二つです。寝た姿勢で反対の手を使い、どこまで上がるかを確かめて段階を把握すること。そして、痛みが翌日に残らない範囲で腕をゆらす習慣を始めることです。
「病院に行くほどではないけれど、この肩がずっと気になっている」という段階でのご相談を、当院はいちばん歓迎しています。動く範囲が残っているうちのほうが、選べる手立ては多くなります。
篠崎駅からお越しの方も、江戸川区篠崎町にお住まいの方も、まずはお気軽にご相談ください。篠崎あさひろ鍼灸整骨院が、あなたの肩の段階を一緒に整理いたします。
篠崎あさひろ鍼灸整骨院では、初めての方も安心して受けていただける施術をご用意しております!
ご予約随時お待ちしております! 電話・LINEからご予約できますのでご活用ください。
LINEは下記リンクよりお気軽にご連絡ください(^^♪
お電話でのご予約・ご相談: 03-3677-9336
受付時間: 月〜金 10:00〜13:00 / 15:00〜20:00、土・祝 9:00〜13:00 / 15:00〜19:00、日休み
お問い合わせ
HOME
アクセス・料金
会社概要
症状別メニュー
交通事故施術メニュー
最新ブログ記事
- 2026年10月27日 五十肩で腕が上がらない?篠崎の整骨院が教える「上がらない」と「上げると痛い」の違い
- 2026年10月20日 ぎっくり腰がくり返すのはなぜ?篠崎の整骨院が教える初回と2回目以降の違い
- 2026年10月13日 産後骨盤矯正はいつから?抱っこで腰痛・腱鞘炎になる理由を篠崎の整骨院が解説













